たばこって? 1

いまでこそ「たばこ」はほとんど嫌われ者である。喫煙室に追いやられ、ベランダに追い出され、捕まって罰金取られ・・・

カミクラです。よろしく!

歳が50代前半なので同世代近辺、それより上の方、共感する事と思います。

「昔はよかった」なんて言葉が出てくる年齢。子供の頃、「ウルトラマン」の科学特捜隊、ムラマツキャップはパイプをくわえていた。同じツブラヤプロ、「怪奇大作戦」難事件解決の為、SRIのメンバーの考え込む姿の机の上は灰皿に吸殻が山盛! 子供番組なんですけどね。だから、今、TVじゃ見れない。だってカッコイイから。子供憧れるよ! 駄菓子でシガレットチョコなんてのもあった。パッケージ、ピースに似てた。

私はたばこを推奨しているわけではない。事実、私がたばこを喫い始めたのは、40才過ぎてからだった。もう、嫌煙活動が盛んで喫煙者が隅っこに追いやられている真っ只中だった。ある病にかかり、自力の治療の一つがたばこだった。「百害会って一利なし」と言われているが、私にとっては一利あったのだ。

たばこは決して体に良いものではない。若い時は私も、煙を喜んで吸って生きている生物は人間だけだからおかしい。と思っていた。キャンプとかに行って食料買出しの時に、「た、たばこを買ってきてくれぇ~」と苦しそうにしているのを見るとダメだこりゃと感じていた。依存症である。食料という大事な物の他に生きていく為に「それ」が必要不可欠なのかと不便さも見た。

お前、どっちなんだよ、肯定派、否定派、何が言いたいんだ! と思われるだろう。

私はたばこをやめません。趣味で嗜んでいますから。ちょっと偉そうですが、喫煙が嫌われるのは先人達のマナーが原因の一つにあると思います。

*たばこの投げ捨て。(カッコいいと思うところもあるのか?)             *歩きたばこ。(行儀悪いよ)                           *処構わず吸う。(他人を考えない。煙、くせえよ)

私がたばこを吸わない時に迷惑、否定する理由である。昨今、まだ、喫煙場所でない所に吸殻が落ちていたり、歩きたばこを見かける時がある。             私はパイプを使って喫する。あるアウトドアのイベントの当日、休憩時に一服した。友人の主催だったので、たばこを喫っても良いかの問いに、「屋外だから人のいない所ならいいんじゃない」友人はパイプの私を知っているので、許可してくれた。吸殻ボックスとか喫煙場所ではないのだがパイプたばこは吸殻が出ない。吸い終われば喫煙具ポーチに入れればよいので、皆と離れた場所で見えないように喫した。梅の花の木々と山並みを観ながら自然の大気と喫煙の交互の味わいは格別である。(少し異常?)

さて、終わりの夕食時に参加者の中の年配の女性が「あなた、パイプでたばこ吸ってたでしょう」と声をかけたきた。不健康である。やめなさい。の説教かと思ったら、そのご婦人、茶道をしていてその中に「喫煙の作法」というのがあって、お茶会では喫煙はよろしいとの事。当然「作法」と言うのだから、キセル、刻みたばこ、煙草盆が出てくる。当然、教えを請うて学ばなければならない。「喫する」というのは文化、格式があり、優雅で風流な行ないであるのだ。

私は趣味としての喫煙をずっと続けていきたい。そのために、世の喫煙愛好者と「愛される喫煙家」を目指したいと思う。

カミクラでした。

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毎日の生活の中、衣食住の創意工夫、観察したり発見したり。 何かを見つけ、何かを調べて、試してみたり造ってみたり。 なんか便利で楽しくて自分の生きてる中の糧になるものを、 探しているナチュラリストです。ターゲットが広くて深いので、 たくさんの方達と情報共有、試行錯誤、出来たらイイなと、 思っています。ヨロシク!
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