だんだんと雪が溶けてきたかと思うと
今日は、20センチ以上の大雪が降り、朝から雪かきです。
こんにちは、トシカズです。
皆さんの所は、もう暖かいでしょうね。
さて、これを読んでいる皆さんは、18歳以上だと思うのですが、
18歳の成人年齢をどう思いますか?
妥当だと思いますか?
いや、22歳位が大人じゃないの!
いやいや、20歳が成人でしょう!
色々な考えがあると思います。
現在は、「年齢を二十歳をもって成年とする」(民法第四条)
なので、20歳になって、成人式に出て、やっと「大人になったんだな」と
実感と自覚を持つ方が多いと思います。
今日から、酒もタバコも堂々とOK!!
(そんなことを考えるのは、私だけ!?)笑
法律でも成人年齡は「20歳以上」ですが、
政府はこれを「18歳以上」に引き下げようとしています。
「大人としての責任」は何歳から負うべきだと思いますか?
選挙権
昨年、選挙権をめぐる論議が「20歳以上」から
「18歳以上」に引き下げられてから本格化しました。
「権利には責任が伴う」
「世界的にも18歳成人が主流」・・・政府の言い分です。
世界的に見たらどうでしょうか。
アメリカ・・・選挙権、結婚、喫煙は18歳です (飲酒は21歳です)
イギリス・・・選挙権、喫煙、飲酒は18歳です (結婚は16歳です)
ドイツ ・・・選挙権、結婚、喫煙は18歳です (飲酒は16歳です)
韓国 ・・・結婚は18歳です (選挙権、喫煙、飲酒は19歳です)
微妙に違いますが、おおむね選挙権は18歳ですね。
世界的に見たら18歳なので、「選挙権は18歳」
という考え方でいいのでしょうか?
では、悪いことをした時ならどうでしょうか?
18歳と19歳が罪を犯したなら、20歳以上と同じ刑罰が科されます。
ちょっと可哀相な気もしないではないが、
肉親を奪われた被害者からみれば、加害者が少年だろうが、大人だろうが関係なく、罪の償いを厳格に求める気持ちは痛いほどわかります。
大きな争点は、少年法の適用年齡を「20歳未満」から
「18歳未満」に引き下げることです。
少年法はもともと、罪を犯したり、その恐れがある少年を保護し立ち直らせるのが最大の目的です。
現在の法律では、18歳、19歳でも死刑を適用することができ、実際、死刑確定の事件もあります。
懸念されると思うのは弊害です。
少年犯罪は、窃盗などの軽微なものがほとんどです。
これが、成人なら、罰金や起訴猶予などで終わります。
これに対して、少年の場合は、全件、家庭裁判所が環境などを調べて、必要に応じて少年院で矯正な教育をするので、成人より再犯率がとても低いのです。
ですので、再犯率を考えると、年齡の引き下げはどうなのかな?
というのが疑問にわきますね。
誰でも、道を外す時はあります。
私は外してばかりいます(笑)
民法や少年法でも、長い間変わらぬものを変えるのは難しいかもしれませんが、
あなたは18歳の年齡をどう考えますか?
トシカズでした。
トシカズ
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