こんにちは、トシカズです。
最近、ようやっと日が長くなってきましたが、まだまだ寒いですね。
風邪などひいていませんか?
最近風邪気味で・・・
風邪には気をつけて
風邪ひかないように!
とか頻繁に日常会話のなかで、「風邪」という言葉が使われますよね。
この風邪なのですが、
実は「風邪」という病気はありません。
多くの場合、単に風邪と言えば急性上気道炎(普通感冒)を指し、それ以外を風邪と呼ぶことは少ない。西洋医学的には「風邪症候群」と呼ぶことが多い。俗称として、消化管のウイルス感染によって嘔吐、下痢、腹痛などの腹部症状と上記全身症を来した状態を、「感冒性胃腸炎」「お腹の風邪」(もしくは胃腸かぜ、一部地方では腸感冒)と呼ぶこともある。
ウィキペディアより
「風邪症候群」・・・鼻やのどの急性炎症で起こる、鼻水、くしゃみ、せきなどの諸症状の総称を指します。
それは・・・・
ほとんどがウイルスによる感染なのです。
このウイルスを殺せば、風邪(風邪症候群)を治せるわけなのですが、
本来、ウイルスを退治し、風邪を治すのは、身体にもともと備わっている”免疫”なのです。
その免疫細胞は白血球で、色んな種類があり、それぞれ異物を排除する機能をもっています。
よって、風邪薬というものは、症状を軽くするためだけものであり、ウイルスそのものを殺すのはできないのです。
家庭の常備や病院で処方された薬が、
何に効いてどんな作用があるか?
わからないまま服用していませんか?
実は、抗生物質の不適切な服用による
「薬剤耐性菌(薬に対し抵抗性を備えてしまった細菌)」が世界的に問題にもなっております。
薬と正しく向き合い、薬が効かない感染症の蔓延(まんえん)を防いでいきましょう。
症状がでた時、病院に行かないとそれが、”ウイルス”によるものか、”細菌”によるものか?は判りません。
大まかですが、
”ウイルス”が、鼻水・せき・喉の痛み・発熱といった風邪の諸症状で
”細菌”が、鼻だけ、咳だけといった部分症状によるものと言えます。
”ウイルス”は、部位を問わず増殖する。
”細菌”は、特定の部位に増殖する傾向があります。
私達の身体は、細菌が外から入ってきても、その人が健康であるならば、免疫が働き増えないようにします。
しかし、体力が落ちてくると、免疫力が弱くなり、細菌が増殖したり活発になったりして感染症を引き起こすのです。
そして、その症状を抑える薬のほかに細菌を殺す薬が処方される場合があります。
それが、「抗生物質」です。
抗生物質とは、体に悪さをおこす生物に対する薬、つまり細菌に対する薬なのでウイルスには効きません。
よって、風邪の症状のほとんどがウイルス性なので、抗生物質は不要なのですね。
昔は、風邪で体力が低下し、細菌に感染予防するため、抗生物質の処方が行われていました。
だが、今では、そのような二次感染の予防効果は、抗生物質にはないことがわかっています。
「風邪には抗生物質」という間違った固定概念が皆さんの頭の中にあるのではないでしょうか?
まとめ
風邪かな?と思ったら、「家にある抗生物質を飲んでおこう」は大間違いです!
効かないばかりか、体にダメージを及ぼし、体調を崩します。
抗生物質に限らず、不要な薬を飲むことは今日限りでやめた方がいいです。
病院に行ったなら、用法・用量を守って薬を最後まで飲みきることです。
私もそうなのですが、(私の場合は風邪ではないです) 「治ったからもう飲むのをやめる」これが今ひとつです。
途中でやめると、細菌を退治できず、残った細菌から耐性菌が生まれる可能性があるからです。
最後に
風邪をひかないためには、毎日の予防がかかせません。
手洗い・うがいから習慣づけしましょう!
私はここ十何年、風邪をひいてません。
これも要因かと思われるのですが、
責任感が強い!?ので「常に気が張っている」ことが
風邪をひかない方法なのだと私は思っております。
トシカズでした。
トシカズ
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