土地を掘り起こして化学肥料や農薬を使う農法の
メリットは
⁂ 掘り起こしたとき、肥料、土地改良剤などを入れることで即席で土地改良が出来る
⁂ 土の中に酸素を入れることができる。
⁂ 掘り起こすことで雑草が一度に処分出来る
デメリットは
⁂ 土の中の微生物、昆虫、菌類たちが住むことでほこほこの土ができているのですが
耕すことで土の中の構造が壊れる。破壊行為である。
⁂ 土の中の微生物、昆虫、菌類たちが作り上げた環境を壊してしまう。
⁂ 土の中で生息していた彼らは日光にさらされ死滅してしまう。
⁂ 彼らがまた元のホカホカの土地に作り上げるのには15年、20年とかかります。
⁂ 掘り起こした場合、土のほこほこした状態は最初だけで,段々と固い土になってしまう。
なので、毎年毎年掘り起こし肥料、土地改良剤を入れて土造りをしないといけない。
⁂ 労力が大変である
⁂ 経費もかなりかかる。化学肥料も農薬も値上がり状態ですから。
そこで近頃、取り組みが広がってきているのが耕さないで土地改良。
今までの農法のデメリットを改善してくれます。
それは地中の微生物、昆虫、菌類の助けを借りる方法です。
耕さないと言っても全くほったらかしというわけではありません。
耕す量を少なくする。浅く掘り起こします。
最初の年は土改良剤を使ってあげます。
そして地上に微生物の餌を置きます。(落ち葉,枯葉、米ぬか、有機物など)
植物を植えることで地中に根っこが伸びることで、地中に酸素が運ばれ、微生物たちも活発に活動します。
植物が土地改良してくれます。
植物の根っこは直根系とひげ根系があります。
直根系は地中深く伸びます。
直根系も野菜はトマト、ナス、スイカ、カブ、、ゴボウ、オクラなどがそうです。
トウモロコシなどは1mから2m位伸びる、直根系の王道です。
ひげ根系は横に広がります。
畑を休まさないことも大切です。日光にさらされ、ほったらかしでは風化して、土地が劣化します。
夏野菜など終わったときは食べれない植物、緑肥植物 (えん麦、大麦,クロ-バ-、など )を植えます。
えん麦、大麦,クロ-バ-、などを、畝と畝の間の通路に植えます。
根を張ることにより酸素も入り微生物たちも活発に働きます。
畝の部分の排水効果にも役立ちます。
そして、それは雑草予防にもなります。高くなると切り、草マルチとして使えます。
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コンチャン
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