先日久しぶりに大学時代の友人とお酒を飲むことがありました。
その友人は中学校の教員をやっているのですが
本当に仕事が大変なようで会う度に色々と聞かされます。
一般企業の考え方とは異質な職業なんだなと
つくづく思わされます。
つい最近もテスト中に刃物を持った高校生が教室に入ってきて
制止をしようとした教員が切りつけられて怪我をするという事件がありましたよね。
この話題にももちろんなりました。
逮捕術や武道を学んでいる警察官ならまだしも
そんなことを学ぶこともなくしかも武器など何も持たない丸腰の教員が
どうやって対応するのか。
今回の事件は奇跡としか言いようがない。
世間では生徒を守った先生だなんて美談として取り上げられているが
一歩間違えていれば死んでいる状況。
逃げていても自分はその人を責めることは出来ない。
もっと他に報道することがあるだろうと。
お酒も入っていたので少しアツくなってしまった所はありますが
言わんとしていることはとても理解出来ました。
本当に何が起こるか分からないようになってきましたね(+_+)
この話の終わりに友人から
お前は本当に聞き上手だよなと言われたんです。
突然そのようなことを言われたので驚きましたが
ただただ自分の知らない世界のことなので
シンプルに興味がありうんうんと聞いていただけなんですけどね(￣▽￣)
このときに
ふと頭の中に「ラポール」という言葉が思い浮かびました。
「ラポール」という言葉はご存知ですか？？
フランス語が語源となっている言葉で
「調和した関係」「心が通い合う関係」という意味の言葉です。
主に心理学の世界で使われている言葉で
カウンセラーとクライアントの間にある信頼関係を指しています。
ラポールが形成されるとクライアントは心の中にあった
本当の声をカウンセラーに伝えてくれますが
形成されない場合はいつまでたっても本当のことは分からずじまいです。
親子関係や職場の上司と部下のような関係でも使うことが出来ます。
お互いが信頼出来ると思っていなければ
人間関係なんて上手くいくはずがありません。
このラポールを形成するためのテクニックなどもたくさん存在しています。
思い返してみれば先程の友人の話を聞いているときに
私は「ペーシング」や「バックトラッキング」というテクニックを
使っていたのかもしれません。
決して意識してやっていたわけではなのですが
結果そうなっていたのかなと(^^;
相手に話しやすいと思われることで
たくさんの情報を手にすることが出来ることもあります。
皆さんは自分の周りの人と上手く「ラポール」を形成することが出来ていますか？
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