「ラストイニング」という野球漫画はご存知でしょうか?
先日まで映画が公開されていた
バスケット漫画の金字塔「スラムダンク」ほどの知名度はありませんが
なかなか面白い漫画です。
メチャクチャ簡単にストーリーを説明すると
弱小野球部に破天荒な監督が就任をする。
そしてその監督が考え出した型破りな練習を行い
野球部が強くなっていくという話です。
その監督が考え出した練習で1つ面白いものがありました。
それはキャッチャーを務める生徒にやらせたものなのですが
どのような練習かというと
街中の道路でT字路ってありますよね?
真っ直ぐ進んで行ったら突き当たりになってて
右か左かどちらかに曲がるしかないという場所です。
そのT字路のちょうど突き当たりの場所まで進んで回れ右をします。
そうすると
自分の方に人が歩いてくるようになるのが分かりますか?
その場所で自分のところまで進んできた人が
右か左にどちらに曲がるのかをただただ予想するだけの練習です。
練習という言葉から何かしらの運動をするものだと思いませんでしたか?
その監督が言うにはキャッチャーにとって「最も大切な感覚」を養う練習だそうです。
キャッチャーはバッターの考えていることの裏をかいて
ピッチャーにサインを出して投球させますよね?
バッターが待っている球を投げさせてしまうと
当たり前ですがヒットを打たれる確率が上がります。
逆に
バッターが予想もしていない球を投げさせることが出来れば
ヒットを打たれる確率が下がります。
しかしバッターもそんな風に見られていることを分かっているので
あたかもそんな球を待っていないようなそぶりをして誘うこともあります。
要は
キャッチャーとバッターのばかし合いですね。
いかにして相手が考えていることを読み取ることが出来るか。
目からはたくさんの情報が入っていきますがそれらが本当に正しいことなのか?
本当は逆のことを考えているんじゃないだろうか?
そういったことをこの練習から学び取らせようとしていたみたいなんです。
実はこういった感覚ってビジネスにおいてもかなり重要なんですよね。
自分が今商談をしている相手がどのような気持ちなのか?
相手のリアクションは本当の気持ちを表しているのか?
それとも逆の気持ちを表しているのか?
そういったことをきちんと理解していなければ
なかなかうまくいかないと思います。
こういった能力のことを「キャリブレーション」と言います。
聞いたことはありますか?
もし聞いたことがないのであれば一度調べてみて下さい。
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