ブログ訪問有難うございます。
大谷焼の窯元をみてまわりました。 11月末ぐらいに大谷焼祭りがありましたのでそのときにも訪問してみました。
その前に大谷焼について簡単に説明します。
大谷焼は、徳島県鳴門市大麻町大谷付近において240年ぐらいの歴史があります。
昔、藍商人が江州(現滋賀県)より信楽焼の職人を連れ帰って弟などに技法その他を習得させて天明4年(1784年)に大谷村で窯を築き、陶土と釉薬を地元の荻原と姫田から取得しで始めたのが大谷焼のはじまりだそうな。
だから、信楽焼がルーツなんですね。
最盛期には、窯元は数十件ありましたが、今は、7軒ぐらいに減っています。
使用する土は鉄分が多くざらざらした感触、メタリックな輝きがあり、素朴な味わいが醸し出されます。
色はこげ茶色が多いです。
大谷焼の他の特徴として、大甕なども大物陶器も扱っていて、以前は藍甕にも用いられていたようです。
また、平成15年には、経産省の伝統工芸品に指定されたそうです。
毎年11月に窯元において陶器市とか大谷焼祭りが開催されているようです。
最近の大谷焼の用途としては、茶碗などのや食器の他にインテリア製品(例えば腰掛、テーブル)建築用陶器(例えばレンガ、タイル)、花瓶などの花器などがあるそうです。
次に、訪問した窯元について説明します。4か所訪問しました。
O窯元では、ホームページやfacebookがあり、陶工の紹介もあります。インターネットショッピングもやっているようです。
甕などの大型ものや、鉢、花瓶、食器、置物などを扱っているようです。
ネットショップでの商品の価格帯は500円の箸置きから大甕の30万円ぐらいまであります。
他に陶芸体験とか陶芸教室をやっているようです。建物は、新しそうで、商品を展示しているギャラリーは新しく清潔感があります。外には、甕など大きい陶器が雨ざらしとなっています。
次はU窯元です。そこでもホームページがあり、充実しているように感じられました。有害物質を含まないなど安心、安全に配慮して商品を作っていることをアピールしていました。
陶工の紹介もあります。
種類は少ないですがネットショップでも商品を購入できるようです。
展示している商品をみますと、食器類、花器、茶器、置物などあります。人物や動物を模った置物が下記の写真のように目につきます。
フクロウを模した可愛いらしい置物がありました。大型の愛嬌のあるタヌキとかカエルの置物とか展示していました。
Y窯元では、130年の歴史がある窯元で、別の場所ですが、登り窯で作っており、オリジナルのブランドを立ち上げており、新しい感覚のものの陶器をつくっているようです。ギャラリーでは、写真に示すように新奇なデザインの壺やタイルが展示されています。
M窯元では、登り窯や水琴窟を見学でき、店にはいろいろな陶器の商品が展示されていて、敷地とか広く感じられました。外には多くの陶器が雨ざらしにされていました。
大谷焼祭りのときには、1割ぐらい安く売られていました。難ありものでは、約3割引きものもありました。ホームページはあります。種類は少ないですがオンラインショッピングもできるようです。
以上のように4つ窯元を訪問しましたが各窯元では、インターネットを活用したり、それぞれ独自性や特色を出したりなどして努力していることが感じられました。皆さんもし観光で徳島へ来た場合、立ち寄ってみては如何でしょうか?
hassy
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