問題解決得意な人がうらやましい

前回は、方向性のフィルターで[目的追及]型のフィルターが作動するとどんなプラスの面とマイナスの面があるのかということについて紹介しました。

今回は[目的追及]型フィルターの対極にあるといってもいい[問題回避]型のフィルターについて紹介していきます。

そもそも方向性のフィルターとは、人を行動に駆り立てる傾向に関するフィルターのことです。

たとえば、モチベーション。

・ゴールや目標を達成しようとするときにモチベーションが上がるのか？

・問題回避や問題解決をしようとするときにモチベーションが上がるのか？

これは人によって違います。この違いは人によって作動する方向性のフィルターが影響しているのです。

[問題回避]型のフィルターが作動している時は、問題、リスクの想定、排除すべきことなど、起きてはいけないことに焦点が当たります。

・避ける

・解決する

・しない

・のぞく

・逃れる

「きちんと働かないと、支払いができなくなるからね」という言葉を使う傾向にあります。

[問題回避]型のフィルター

●プラスの面

クリティカルシンキング（批判的思考）に役立つフィルターで、長期的な成功や成功の維持に欠かせない思考です。

具体的には、品質管理、リスクマネジメント、エラーチェックなど対策すべき問題を想定するのに役立つフィルターなのです。

●マイナスの面

「あれ？私は何でこんなことをやっているんだ？」という状態に陥りやすいです。

というのも、目の前の問題に焦点を当てすぎることで、その問題を解決することに集中してしまい、目的に中止を向け忘れた状態になりやすくなるからです。

[目的追及]型フィルターが作動しても、[問題回避]型のフィルターが作動しても成功に役立つ場面はありますので、心配しないでくださいね。

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居酒屋探検家のarmlockです。美味しいものを頬張りながら、企画を検討するのが癖になっています。あの記事はあそこの店のあの料理を食べたときの記事だとか料理と記事がリンクしていることが多いです。美味しい料理と同じように、こころに響くコピーを書くがモットーです。