焦点化は強力な力です。
目標に焦点を当てて、レーザー思考で進むことで成功は加速していきます。
しかし、良い目標設定を設定することができなければ、目標に焦点を当てても効果は期待できません。
良い目標設定をするために重要なことは、自分と自分とのラポール(信頼)です。
自分で目標設定する際に、自分に信頼を寄せることができていないと、見栄や嘘、大げさな目標、あるいは周りの目を気にしすぎた目標設定になってしまうことが多くなります。
自分にとって納得のいく目標であり、自分でコミットメントできる目標設定でなければ、目標に焦点化しても、スピード成功はできなくなってしまいます。
ラポールを、簡単に表現すると信頼関係が築けた状態です。
ビジネスの交渉やセールスする時の相互の関係性、コーチングするときはコーチとクライアントの関係性、コンサルティングする時は、コンサルタントとクライアントの関係性。
交渉やコーチング・コンサルティングの話し合いが上手くいくかどうかは、ラポールの状態が作られ、維持できていることがとても大切です。
このように、ラポールは、相互の関係性を表す言葉ですが、まず、自分と自分のラポールということを考えてみてください。
自己啓発や成功哲学を学んで、同じだけの情報量があったとしても成功する人と、成功しない人の差を生み出す要因は自分とのラポールがあるかどうかになります。
自分とのラポールとは、「これまでの自分」 と 「成功を手に入れる未来を描く現在の自分」この者の間で、ラポール状態を作ることです。
成功するかどうか?また、成功し続けるかどうか?というのはこの2者の交渉といえます。
簡単に言うと、「今までの自分」の賛同を得ることができない成功の行動をとってしまい、その結果として成功する状態を手にいれることができなくなります。
「今までの自分」が力を発揮し、現状の状態があります。10年20年、何十年とかけて作り上げた状態です。
それを変化させるのですから容易ではありません。
人は変化することを「危険」と捉えますから、現状維持に自然と力が働きます。
つまりは、「今までの自分」が、変化は安全だ!変化すべきだ!成功できる!とてもメリットが大きい!
現状維持よりも、変化によるメリットを求める力が上回ることで人は動き出し、上回り続けた時に成功するまで行動を継続できるようになります。
「現在の自分」と「成功を手に入れる未来を描く現在の自分」は、同じ幸せ、成功に向けて手を取り合うべきである。
まさに、「現在の自分」と「成功を手に入れる未来を描く現在の自分」がWIN-WINの関係になる!
そのWIN-WINの関係を作ることさえできれば、成功は当然となります。
そして、WIN-WINの関係を作るのに必要となるのが2者のラポール状態というわけです。
自己啓発の本やセミナーに出て、目標を立てたけど、行動できない・継続できない。
とお悩んでいる方は、自分とのラポールができていないことが多いです。
「今の自分」が「目標」にたいして実は拒絶反応をしていることがあります。
それでは、目標を立て、焦点化しても、ストレスを感じすぎてうまくいきません。
こういったときは、セルフイメージを書き換えることによって上手く行き始めることが多いです。
「私は、〇〇な人だ」
その〇〇な人なら、設定した目標を達成するのが当り前というイメージ。
あとは、「私は、〇〇な人だ」ということを自分で信じ込む作業です。
他に、ニューロ言語プログラミングのワークを続けたり、ニューロ言語プログラミングの目標設定に関するワークに取り組むことは非常に役立ちます。
TOMU
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