子供の野球肘について

こんにちは、リスターです。
9月に入り、台風に襲われる日本。8月はあれだけの日照りで全く雨が降らなかったところから、
いきなりの大雨、様々な地域で被災に遭われた方には深くお祈りします。

今年の日本は災害に負けている。だけど人はここから立ち上がるだけの根性はある。
今回の自然災害で被害を受けたこと自分の事だと思い、よりよい環境になるように
一人ひとりが人の為に出来ることをやっていくようにしていきたいですね

私は、私なりに知っている知識をこのようにブログを配信して
誰かの為になればと思います

さて、前文が長くなりましたが、今回はスポーツ障害について投稿します
「野球肘」です。

実をいうと私は、小・中・高と野球をしていました。そして、今は鍼灸師として野球をする子達をサポートする立場に立っております

野球をしていると負傷しやすいところとして野球肘はNO1です。(NO2は肩・NO3は肉離れまたは衝突によるアクシデント)

野球肘になる子の特徴は大きく二つ
⓵ 肘に過剰に負担をかける投げ方をしている
➁ 筋力不足

この二つだけです

様々なご意見はあると思いますが、結局はこの2点に収まります

⓵ 肘に過剰に負担をかける投げ方をしている
これは、俗にいう「手投げ」で行っている子に多く見られます
昔は「肘が下がっている」という理由が多かったのですが、最近ではこれは見直されつつあります

肘が下がっても、腰の回転がしっかりしていると、そこまで肘は痛くならないのです

肘が痛くなるのは、決まって
「腕の力で投げる」と言う子がほとんどです

なので、まずは腕の力で投げることではなく、
助走つけや、ノーステップスローなど

足を使って投げる。腰を使って投げるという練習を小さい時から投げていくことをおススメします

➁ 筋力不足
一言でいうと、投げる為の筋力を鍛えているようで、鍛えていない学生が多い。
どういうことかと言うと、腕立て、懸垂と言う基本的な事は出来るは多い

しかし、ポージング(静止保持)や上肢後面筋群の強化は意外に出来ていないのです

これは、投げる為の加速をつけるアクセル筋のみ鍛えて
投げた後に腕の軸をずれるのを防ぐブレーキ筋が鍛えてないと言う事になり

結局投球をやりすぎると、肘の軸ずれを起こし、痛みを生じるのです

本にはこんなこと書いてないと思います。
なぜなら、書いたところでみんながあまり理解できないから・・・・

なのでまとめますと
・ 下半身を使っての投球の強化と
・ ブレーキ筋の筋力を倍強化する事

これに意識してやってみて下さいね

野球肘はよくなります

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リスター

リスター

リスターです。 18歳から鍼灸師の資格を取るために整骨院で勤務、 その後、鍼灸師・柔道整復師と資格を取得するが、この業界での乱立が影響し 売り上げ重視の経営者に日々プレッシャーを与えられて退職を繰り返す 28歳の時、この業界をやめようとしたが、元々は自分と同じ苦しみを持った人を助けていきたいという願いからこの業界に入ったことを再度明確にし業界復帰をきたす。 平成25年に念願の独立開業を達成 現在の目標は売り上げに不安なく、これからの子の人生の可能性を見つけて最高の感動を与えていく店を作っていくことです どうぞよろしくお願いします

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