林道走行テクニック「やじろべぇ走行」

 

 

オフロードの楽しさは、あらゆる道の走りを楽しめる事に尽きる。

サンドやマディー、ロックや川渡りなど、
道なき道を走破する楽しさ、醍醐味、快感など・・・

 

 

時には失敗したり、
こけたりするけど後からの良い思い出となり、
今度こそはと次回の楽しみになったりもする。

 

 

 

林道にも種類があり

生活道の一部に使われている林道
山林の木の伐採のために作られた作業用の林道

まったく手付かずの廃道

生活林道からの枝道
枝道からの獣道などがあるが、

生活用の林道以外は大概は通行止めになっている事が多く
入り口がゲート封鎖されていたり、
バリケードなどで進入禁止になっている。

 

 

注意書きがあり、
無断侵入の場合いかなる時も責任を負わない旨を唱っている。

いわゆる無断侵入の場合は自己責任という事だ。

 

当然、一般オフローダーが走れる林道が限られてくる。

 

 

雪解けの春から初雪の降る初冬までは、走行可能であるが、
オフロードバイクだけが走っているわけではない。

 

キノコ狩りや山菜狩り、
あるいは渓流釣りなどで多くの一般車も入っている。

 

四駆の車に限らず、普通の乗用車、軽トラック、
私がスライドした中にBMWやベンツもいた(笑)

 

オフローダーは林道にたどり着くまで、
途中までの舗装路を我慢して走っている。

 

 

 

その舗装路が切れてダートに変わった瞬間、
水を得た魚のように元気になる(小笑)

 

ソロで走る時は意外と慎重に走るのだが、
数台になると徐々にアクセルが開いて行く。

 

段々と脳汁があふれ出し、
一瞬レースの世界にいるような感覚になる時もある。

 

しかし、林道は一方通行ではない。
必ず対向車がある。

それを忘れて走ると痛い目に合う。

 

 

 

対向車も意外と、
対向してくる相手がいる事を意識していない事が多い。
直線では問題ないが、コーナーが危険なのだ。

 

当然脳汁が出っぱなしだと、
コーナー手前で必要な減速をせず、
攻めの体制でコーナーに入る。

 

ところが狭い林道ではキープレフトなどない。

道幅いっぱいに使って対向車が走ってくる。

 

結果、どうなるか・・・
想像にお任せします。

 

私も何度もヒヤリとしたことがある。

 

そこで、未然に防ぐために
「やじろべぇ走行」をおすすめしたい。

 

乗車姿勢はスタンディングで、
左コーナーであればリーンアウトの姿勢を作り、

マシンは左に傾いているが体は右に思いっきり傾けて
奥の奥まで見えるようにすること。

 

右コーナーも同様である。

こうすることで、より遠くの情報が得られやすい。

 

 

慣れないうちは、ちょっとぎこちないが
慣れてくるとコーナーでの不安さが解消されるし、
スタンディングのままコーナーを責められる。

 

自分のマシンを中心に体が右左と、
まるで「やじろべぇ」のような姿勢である。

 

 

コツとして、コーナーに入る前に左コーナーであれば、
一旦右ステップを踏ん張りきっかけを作って
左ステップを踏みこんでマシンを左に寝かし込む。

 

体の中心は路面から垂直をキープ、
更に右側に体を傾け遠くを覗き見る要領だ。

当然マシンと体はVの字になっている。

 

路面状況によっては、
右ステップに過重してマシンを起こしてやったりも必要である。

 

林道を楽しく走るために是非、取り入れてほしい。

 

そして必ず対向車はあるという事を忘れないで欲しい。

自分の身は自分で守ることが林道走行では必要である。

 

くれぐれも安全運転で

合言葉は

“笑顔で無事に帰る”

 

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kamo

kamo

自然が好きでアウトドアが大好きな賀茂左近です。 15年前にタイの彼女と知り合い、タイの魅力に憑りつかれ移住を決意しました。 一度きりの人生! 「最後はタイの国で楽しく生きていきたい」 インターネットの環境さえあれば、タイでも収入を得ることができると思い1年ほど前にブログを手探りで初めて見たものの結果はゼロ。 そこで出会ったのがNLP、私の夢を叶えてくれる方法はこれしかないと思い日々学んでいます。 夢の実現へ向かって情報を発信していきます。

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