言葉の持つ力は、実は結構大きなもので、
あなたを成功させることができます。

言葉をうまく使うことで、あなたを成功へとつなげる状態へ導くことができます。
ニューロ言語プログラミングの分野にはパートという捉え方があります。
パート＝part(s) です。
それぞれの感情や行動を区分けして考えるということです。

全てのパートが同じベクトルを向いた時、
これから何をすべきかを明確に感じるということもあると思います。
このような状態を『一致』といいます。

この『一致』という状態は、すごくパワフルな状態なんです。

 

身も心も確固たる決意が出来ていて、
ブレることはない、そんな状態です。
『一致』は、成功に十分なチャンスを与えてくれます。

 

 

不一致感を持ったままだと、葛藤する欲求の間でフラフラしてしまい、
何をどうしたらいいのかわからない嫌な感覚になったりします。

もしくは、ブレーキを踏んだままアクセルを踏みこむような、
進みたいのに進めないもどかしい状態になるかもしれません。

 

 

成功への推進力のない、不一致感のあるこの状態は、
ニューロ言語プログラミングで一致状態に変えてしまうことができます。

意識的にも無意識的にも成功へと向かっている状態ですね。
「成功するぞ」と思った時に、
無意識が同意して、手伝ってくれるような感覚です。

 

 

成功に意識を向けることを続けていくとどうなるか

成功に意識を向けると、自分の中の感覚が、
始めた当時に自分が願った感覚と比べて変わっていきます。
例えば、始めた頃はちょっとした違和感を持ちながらもワクワクしていた状態が、
夢や目標に継続して触れていくうちに、
不一致感がなくなって、違和感どころか、
自分の内なる情熱をヒシヒシと感じる状態に変わっていくのです。

 

無意識部分にあなたのアウトカム（目標のその先）を刷り込み、
『一致』感を持つことは、成功する上で大きな後押しとなってきます。

 

成功に必要なプログラムをインストールしていきましょう！

 

 

無意識部分にプログラムをインストールかどうかを測るために、
自分の体感覚、ステート（状態）を調整することは役に立ちます。
ニューロ言語プログラミングでは、
言語的なバーバルメッセージと非言語的なノンバーバルメッセージが、
同じベクトルを向いていることを『一致』としています。

ということは、自分の言葉遣いや発言に気づいて、
それ以外のものにも気づくということが、
『一致』のための感覚を養うためにも大切になってきます。

 

 

 

無意識部分にインストールする

先ほども無意識部分にプログラムをインストールするという事がでてきましたが、
言葉の力でそれを行っていきます。

心臓は不随意筋という、コントロールできない筋肉の塊でできていて、
意識して速く動かすことはできません。
自分で「もっと速く動け！」と念じたところで速く動いてはくれません。
でも、ある程度速く動かす方法があるんです。

例えば、とても怖い小説にのめりこんで読み進めていると、
怖いシーンをイメージすることがあると思います。

その怖いシーンをリアルに感じると、実際に体が恐怖を感じてきます。
体が恐怖を感じると鼓動が速くなります。

つまり、結果をみると、
言葉が心臓の動きを速めたということになります。

 

 

体温調整も同じで、普通は無意識のうちに行っています。
「体温を1℃上げよう！」と思ったところで、体温はあがりません。

だけど、エキサイティングな内容の文章にのめり込むことで、
言葉からエキサイティングな情景をイメージします。
そして、そのイメージから実際に興奮状態となって、
体が熱くなることもあります。
知らない間に汗をかいてることだってあります。

 

 

 

言語の力で、頭や心にイメージが描かれます。

そのイメージに迫力があると、リアルに感じ、
無意識部分に作用していきます。

 

 

こんな例えがあります。

 

手に新鮮な大きなレモンを持っていると想像してください。

どんな色をしていますか？

そのレモンを手の中で回してみましょう。

レモンの表面にあるデコボコを感じるかもしれません。

手から、レモン特有の香りがしてくる錯覚があるかもしれません。

そこで、イメージの中で、まな板とナイフを用意してください。

レモンをまな板に乗せて、スライスしていきます。

ナイフがレモンの皮に入りこんでいく音や感触、
ナイフが果肉に到達して切り進んでいく感触が感じ取れます。

スライスされたレモンを1枚手に取り、目の前に持っていきます。

向こう側が透けるような、みずみずしいレモンを食べてください。

 

 

 

これは催眠を勉強する時、よく使われる話です。
私は、こういった話を耳にすると、いつのまにか口の中に唾が広がってきます。
言葉によって、身体が反射を起こすのです。

 

 

 

こういった例の様に、言葉の力で無意識部分にプログラムをインストールできます。

 

ニューロ言語プログラミングの練習では、
ガイド役の人がガイド手順に沿って文章を話していきます。

クライアント役の人は、その言葉によるガイドで実際に体感覚・ステートが変わります。

ガイド役の人が、手順を読み上げ、ガイドを行っていると、
言葉の力で、無意識にプログラムをインストールしたということです。

 

 

 

『アズ・イフ・フレーム』という技法も、その一つです。

「もしも、何々だったら」というフレームで言葉から消していくことが
ニューロ言語プログラミングの技法ではよくあります。

 

 

『サークル・オブ・エクセレント』というニューロ言語プログラミングの技法もあります。

自分がリソースフルな状態（自分の能力や資源を最大限発揮している状態）をイメージして入り込みます。

そして、人が立てるぐらいの直径がある『輪』をイメージします。

それを目の前の地面に置いて、そこに立つこととリソースフルな状態をアンカリング（条件付け）する技法です。

そのイメージの輪を持ち歩いて、
必要な時にその輪を出してその上に立つことができます。

 

自分の意識が外側でなく、内側に向いている状態に入り込んだことを
インステイトと呼ぶことあります。

そこから、このようなエクササイズを、
インステート・エクササイズや、インステート・ワークと言われることがあります。

 

ニューロ言語プログラミングのエクササイズやワークでは、
言葉を使ったガイドで実際にステートが変化していきます。

ステートが変わったかどうかは、外部に振る舞いとして、
表れているのを調整することでで確認できます。

 

ステートが変われば、まず顔の表情が変わり、
それから姿勢や体の動かし方も変わっていきます。

 

 

 

・落ち込んでいる人を想像してください。

 

どんな表情をしていますか？
姿勢は、どんな感じですか？

 

では、逆に

 

・元気いっぱいな人を想像してください。

 

やはり、ステートが違えば、外側に出てくる振る舞いは違ってきますよね？

 

 

 

メタファー（暗喩）とも言えるサークルは、
必要なリソースをいつでもすぐに呼び出せるリソース・アンカーになっています。

サークルに、リソースフルな状態が結び付けられているからです。

 

 

このように、言葉の持つ力は凄いのです！

 

言葉によってイメージがわき起こり、
無意識部分に影響を与えます。

 

 

ニューロ言語プログラミングを勉強して、
成功のために必要なプログラムを無意識部分にインストールしましょう。
そうすれば、自動的に成功に向かう感覚を感じて、成功は加速していきます。

 

 

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