フェルトキルヒの名物

ミュンヘンを出発し、
ノイシュバンシュタイン城を見て、
なんやかんやでリヒテンシュタインに入り、
乗り上げたり
パスポートが無いと騒いだり
車のライトが消えなかったりと、
なんやかんや大変だった初日もようやく終わろうとしてました。

オーストリアはフェルトキルヒのホテルに着いて、
ごはんに行く前に、どうしても準備しておきたかった事がひとつ。


明日、明後日の宿を取ろう!


ぼくらは、フランスのコルマールから先のホテルは予約していたのですが、
ミュンヘンからコルマールまでは、
水曜どうでしょうに憧れ、宿はとっておらず、
旅すがら飛び込みで宿泊しようとしておりました。

が、初日にして、早くもあての無い旅の限界です。

もう、こんな思いはしたくない!それが僕らの共通理解でした。

そう思った僕は、メシアでもある初代 iPad mini(当時、発売されてまだ数日)の預言を聞くために、
Wi-fi環境を手に入れようと、ホテルのフロントに向かいます。

そこには先ほど、チェックインの際に応対してくれた、
太めの女性がいました。


「やい、
Wi-fiのパスワードよこせよぅ!」


「いいよー、
PC?」

「んにゃ、コレ」(メシアをちらつかせる)

「!!!!!!!!ワォ!!!
iPad mini!!!????ワォ!!ソーグレイト!!!」
(実際にこう言ってた)

「へっへー、おめーらみたいな田舎もんはまだお目にかかったことないか!
 まーそうだろうそうだろう、なんならちょっと触らせてあげてもいいんだからね!!!」

「ははー、ありがとうございます!!メシアの預言者様!」


ってなやりとりがあったあと、
美味しいご飯屋さんを聞き出しました。


この街はシュニッツェルという、トンカツみたいな物が名物のようで、

丘の上にあるレストランが美味しいよ!
との事だったので、行ってみました。

暗い。。。


ぅおいっっ!!!!!

閉まってんじゃねーかよぅ!

丘を登ってる時から、何か薄々、気付いてたんですが、
全く灯りの無いとこだなーって。

んだよ、あのフロント!
しょうが無しに、散歩がてら違う道でホテルに戻りました。

月がきれいだったのをよく覚えています。
正体は未だに謎ですが、空を見上げると、
雪山のような壁がすぐ近くに見えているような気がしました。

説明が下手で申し訳ないですが、
空に、雲ではない、まだらな模様をした何かが広がっていて、
何となく、「あー、山に雪が積もって、月明かりでうっすら反射してるんだなー」
なんて思っていました。


結局、それが何かは翌朝になっても分かりませんでした。


というより、
すっかりそのことを忘れていて、
確認すらしませんでした。

だから、多分山じゃね?
ってな感じで、次回はシュニッツェルを紹介しますよ!

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ドロスケ

ドロスケ

1981年生まれ。日本大学卒。 ちいさなビジネスやっています。 グラフィックデザインなんかもやっています。 たまにドローンとばしたり、 お酒飲みすぎて記憶とばしたりしてます。 人は1日に平均23秒しか笑っていないという話を聞いて、 「これはイカン!」と思い、 どうにか、25秒、30秒と平均値が伸びる方法はないかと模索中。
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