元町通りに到着。
宿からここまで徒歩で来た。
具体的にいうなら、横浜スタジアムから元町通りまで。
15分くらいは歩いただろうか。
田舎では、意外と歩く機会があまりない。
歩いてコンビニに行くだけでも片道30分かかるw
出勤も買い物も、飲み会すらも自家用車。
田舎の飲み屋には駐車場があるw
もちろん、飲んだら乗りません。
話が脱線しました。
慣れない徒歩で都会の街を歩いた私。
しかも、一杯ひっかけた後に。
不思議と疲れは感じない。
知らない街並みを歩くと心が喜ぶのだろう。
肉体の足は疲れているのかもしれないが。
そんな疲れた足に心地よい
元町通りの石畳の道。
凸凹な感触がさらに心を喜ばせる。
おしゃれな人なら、ショッピングを楽しむのだろうか。
通りの両側にはガラスの面積が多くを占める店舗が並ぶ。
ガラスの向こう側には、スリムなファッションが並んでいる。
服に興味がないわけではないが
田舎者を自認する、ジーンズにTシャツ姿の私には
たった一枚のショーウインドウの向こうは異世界に思える。
せっかく都会に来て
憧れの街並みの中で呼吸しているのに
田舎者を卒業するのは難しいようだった。
それでも、そんなことを考えられるのは
やっぱり都会に来たからなのだと
滑稽に自分を肯定化している自分を滑稽に感じる。
「あぶない刑事」のドラマの中では
この石畳の街並みを、スーツ姿の二人が
拳銃を片手に犯人を走って追いかけていた。
もし、今、目の前でその光景が再現されたらどうだろう。
「いや、拳銃はありえないでしょ」
脳内での一人ツッコミがだいぶ板についてきたようだ。
そのようなことを考えているうちに
石畳の街並みも端から恥まで歩きつくしたようだ。
次の目的地はどうしよう。
ここから近くて、行ってみたい場所といえば
あぶない刑事での定番。
横浜外人墓地!
ちなみに、外人墓地はあぶない刑事のほかにも
「探偵 神宮寺三郎」という推理物のゲームにも登場しており
そのゲームの雰囲気と相まってさらに心を惹かれていた。
ガイドブックを確認して(当時スマホは存在してない)
外人墓地をめざし、石畳の街並みから外れて坂を上る。
つづきます・・・
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↓「あぶない刑事」はこちらから見ることができます。
きりたん
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