イタリアの観光名所紹介:ナポリ周辺の世界遺産編 ポンペイ・他

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これまで出張や娘たちと旅行したイタリアや他国を振り返り(3~4年前です)、自分や皆で訪れた場所を少しずつ紹介することにしました。今後、皆さんが行かれた時の参考になればと思います。

1. まえがき

前回まではナポリ市内にある世界遺産を紹介してきましたが今回からはその周辺の世界遺産や名所を見ていきましょう。

2. 関連記事

これまでのナポリ関係の紹介記事を覗いてみたい方は
以下から確認してください。
↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓
イタリアの観光名所紹介:ナポリとその周辺の世界遺産編 Prat-4

Part-4を見ればこれまでに出した記事が殆ど見られるようになっています。

ナポリやその周辺の旅行計画がある方は、実際に行くときの参考にしてください。

3. 今回の紹介スポット

さて、前もご紹介したナポリ中央駅をちょっと
紹介しておきます。

ナポリ駅の前面ガラス張りで外観はこんな感じです。非常に大きな駅で2009年ごろに改築されており、様々なところに行けるようになっています。中も、食堂、ショッピングモールもあり非常にきれいな駅です。内部も色々と紹介したかったのですが、初めてのこともあり、また、娘たちとどの列車に乗ればいいのかあちこち走り回り、残念なことに写真を撮るのを忘れていました。大失敗でした。今度、行く機会があれば必ず・・・・・。

さてこの中央駅に乗り入れている路線を参考までに
紹介しておきます。

1). 地下鉄LINE1~7

現在、因みにLine 7は建設中で、Line 8/Line 9/Line10を計画しているそうです。

2). 地上にある路線で通勤やイタリアの各所に

線路は2番線から24番線まであり、普通列車からイタリア国鉄のTrenitalia(トレニタリア)と、フェラーリ特急と言われる私鉄Italo(イタロ)があり、ネットで簡単に予約出来て、ローマ、ヴェネチア、ミラノ方面まで、また、ここの駅からヴィラ・サン・ジオバーニ駅について列車事フェリーでシシリア島に渡りその後は列車でシシリアのパレルモかシラクーサ方向へまで行けるようです。9時間かかるようです。因みにローマーまでは特急列車で約1.5時間ぐらいです。

3). その他の鉄道:私鉄べスビアーナ線
(ベスビオ周遊鉄道):

ナポリ・セントラレ(中央)駅と地下連絡通路でこの路線はエルコラーノ遺跡、ポンペイ遺跡、ソレント方面へ(行先は3方面)、切符は往復切符を買ってくださいね。

3.1 アートが豊富なナポリ中央駅とその他のふしぎな駅

前回も紹介したのですがLINE1は世界有数の芸術家や建築家によってデザインされており様々なアートがあります。後で、解ったのですが。ナポリの地下鉄の駅にはそれぞれ色んなテーマを持ってアートが溢れているとのことでした。悔しいですね、私の調査不足で、お伝え出来なくて。写真は数枚ですが、参考までに見てください。この空洞は駅の外まで煙突のようになっています。

その下の駅はイスキア・プロチダ島行きのフェリーが出ているマッサ港にあるムニチ―ピオ駅(Municipio)で、かつて海の一部で、小さな港があったそうで、さらに、港があった場所には、ヌオーヴォ城(Castel Nuovo)が建てられていたことも分かったそうです。それがこの壁でなんです。

後、ここには不思議なステンレスの扉が付いた部屋のようなものがありました。なんだかわかりますか?これは何と一人用のトイレなんです。兎に角、ボタンを押して中に入って用を足して、扉を閉めると、トイレ内部で大きな音がしました。ななんと、全自動でトイレ内部全てを1回、1回、洗浄、殺菌、乾燥するみたいです。間違えて取り残されたら大変なことになりますので注意ください。
因みに、使用料は無料です。

おまけですが、ナポリの地下鉄のアートを調べてみたい方は以下のURLを覗いてみては以下かですか?

https://tabicoffret.com/article/70634/index.html

その他、ナポリ市内には路面電車やケーブル車がありますので興味のある方は利用してみればいかがでしょうか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ナポリのケーブルカー

さて、駅の話は置いといて、今回はポンペイを紹介して行きましょう。

3.2.  ポンペイ遺跡

3.2.1 ポンペイ遺跡への行きかた

先ほど、紹介したようにポンペイへはナポリ中央駅のそばにある私鉄べスビアーナ線(ベスビオ周遊鉄道)で、Sorreto行きに乗り約40分でScavi di Pompei駅に到着します。運賃は駅を出て1分ぐらい歩くとポルタマリーナ(Porta Marina)と書かれたメインゲートがあります。因みに、電車の運賃は片道3~3.5ユーロなので出発時に往復切符を買っておくことをお勧めします(帰りは非常に混みますよ)。

ポンペイ遺跡へ行きかたを詳しく知りたい人は以下のURLを覗いてみてください。

http://www.ne.jp/asahi/tabitabi/train/2003italy03.htm

3.2.2 ポンペイ遺跡の歴史

皆さんご存じのようにポンペイは紀元前からイタリア・ナポリ近郊にあった古代都市でローマ帝国の植民地でした、商業としてローマへの荷物を届けるアッピア街道に運ぶための重要な拠点として商業都市として栄えていました。

ここで豆知識:1960年のローマオリンピックでアッピア街道(街道の女王と呼ばれている)の石畳を裸足で走り抜いて、金メダルを獲得したのはあの有名なアベベ・ビキラ(エチオピア)です。彼は1964年の東京オリンピックでも金メダルを取りましたよね(東京では靴を履いていました)。

ポンペイ近辺はいつもヴェスヴィオ火山による影響で頻繁に地震が起きていましたが、ついに悲劇の時が79年8月のある昼過ぎに訪れました。ヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって一瞬で完全に地中に埋もれたことで多くの人に知られています。その遺跡はユネスコの世界遺産に登録されています。もっと、ポンペイのことを知りたい方は以下のURLをのどいてみてください。

https://ja.wikipedia.org/ wiki/ポンペイ

3.2.3 ポンペイ遺跡とその地図

ポンペイ遺跡を写真で紹介して行きますが全部は紹介しきれないと思いますが、まずはその前に遺跡内の地図をご覧ください。

まず、入り口に入ってから直ぐの所に入場券を(15ユーロ程度)と購入する場所があるのですが、私たちは8月中旬のサマーバケーション真っ盛りの時に行ったのですが、朝9時についたのに50m以上も観光客が並んでいて入場できるまでに1時間半もかかりましたので訪れる時期と時間は良く考えた方が良いのではと思います。

ちょっとアドバイス:遺跡内はほとんどが石畳なので、夏は日差しが強いので、サングラス、布製の運動靴が良いと思いますよ。また、女性の方は日傘を忘れないでください。男性の方は帽子を持っていく方がい良いですね。それに、遺跡内には売店やキオスクがないので2~3時間歩いてみて回ることができるように飲み水を持参くださいね。我々もあまりの暑さと照り返しで、1時間半でもうぐったりでした。

3.2.4 ポンペイ遺跡の紹介

それじゃ、現在残っている写真でポンペイ遺跡を紹介して行きます。

ポルタマリーナ門を抜けるとアポロ神殿やForoゾーン7のアルバ氏に出ますがこの日もたくさんの人でいっぱいでした。

ポンペイの街並みの写真です。当時から歩行者用と馬車用の道が区別され、石畳とは言え、それぞれ若干傾斜がついており、雨水も側溝にきちんと流れるように設計されていたのが覗えます。わかりますか。

ポンペイではこの当時からインフラ(水回りの)がかなり考えられていたようです。また、確認はできませんでしたが、この遺跡の地下には石で作られ下水道があるそうです。

ここで豆知識:ポンペイの道路排水計画について研究されている論文がありました。日本建築学会の論文ですが無料でPDFを入手できますので、興味がある方は見てみてください。その技術には驚きです

https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/74/642/74_642_1895/_article/-char/ja/

https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/77/671/77_671_165/_article/-char/ja/

ポンペイにはお酒なんかを飲める立ち飲み屋とか食堂もあったようですよ。また、パンの専門店なんかもあったようです。

まだまだ紹介したい場所はいっぱいありますが、人が予想以上に多く、熱くて行きたい場所に入れず、絶対に取りたかった写真が取れないのが実情です。また、全てをじっくり見て回るには最低で2日はかかります。しかし、偶然、色々と確認作業をしている時に、ポンペイ文化材保護局が日本語で全ての遺跡の内容を説明付きで書いたものを見つけましたので、全ての内容を知りたい方は以下のPDFを手に入れてポンペイ旅行に備えてください。全てが載っています。旅行の時にスマホやタブレットに入れておくと役に立つと思います。

http://pompeiisites.org/wp-content/uploads/Pompeii_JA.pdf

また、ポンペイ文化材保護局の日本語のホームページのURLを確認いただければ現在の開園状況や料金やイベント内容、注意事項が記載されていますので訪問前に一読してください。

Info – Pompeii Sites

http://spazioinwind.libero.it/paoro/pompei.htm#To%20the%20scavi

おまけとして、グタグタになってポンペイ遺跡から出て、駅近くのレストランで冷たいビールを飲み、カルボナーラとムール貝とトマトのリゾットを食べました。美味しかった。

3.2.5 最後に

後で、イタリア人に言われたのですが、皆、ポンペイのことは知っているがエルコラーノの遺跡は知らない。イタリア人はどちらかと言うとエルコラーノを勧めたいと。エルコラーノも、ポンペイ同じ時期にヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって一瞬で完全に地中に埋もれた町の1つで状態はポンペイよりも良くきれいなところだとのことでした。で、結局、私の下調べの悪さから行けませんでした。

でもこれから予定を組む皆さんには以下のURLでしっかり下調べをして楽しんでくださいね。降りる場所はポンペイ行きの電車でErcolano Scavi駅で下車してください。

ErcolanoTorre Annunziatatoの写真と町の案内

http://www.globopix.net/fotografie/ercolano_1.html

http://www.pompeiisites.org/index.jsp?idProgetto=4&idLinguaSito=1

★オプロンティ遺跡(Scavi di Oplontis)の写真と町の案内

http://www.globopix.net/photos/oplonti_1.html

ここで豆知識:エルコラーノ遺跡の入場料は11ユーロとのことですが、ポンペイ、エルコラーノ、オプロンティ、スターピア、ボスコレアーレの5遺跡共通券を購入すると20ユーロで3日間有効だそうです。

4. 次回予告

次回の場所は、おそらくポジターノ、アマルフィーを紹介する予定ですが、余裕があればカプリへ行く方法なんかも載せようと思っています。その後は、ローマ、ミラノ、ベネチア、ガルーダ湖等など少しずつ紹介して行きます。

Ciao!!

この記事をみて、コロナが明けてから、ナポリやイタリアを旅行したくなったあるいは海外に旅行をとお考えの方は以下をクリークして予約してくださいね。


また、ナポリやイタリアの歴史を調べてみたい方や観光ガイドブックを購入したい方は以下をクリークしてアクセスしてください。

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Taga-chan

Taga-chan

今まで、大学を卒業して様々な国に駐在して、石油や天然ガスのプラント設計や工事に携わってきて、気がついたらいい年になっていました。 最近ふと考えたときに、自分の余っている時間を使って、マイペースでこれからの自分の生活を変えたい、少しで副収入があればと思っていた時に、副収入を伴い自分の将来も生活も変えれそうなインターネットビジネスに精通し実績のあるアフリエイトの塾に巡りあった気がしました。また、自分の頑張り次第で大きな夢を叶えてくれると確信しました。 自分は多趣味なので、将来、毎日、趣味を活かせるような場所を郊外に持てればとも持っています。これまで培ってきた様々な知識を活かして、この塾でライティングを磨き上げ、多様性のあるブログや記事が書けるように、邁進して行きます。 将来の希望に向けて、頑張るぞ、おっちゃんは!!

イタリアの観光名所紹介:ナポリ周辺の世界遺産編 ポンペイ・他」への9件のフィードバック

  1. onaga1951 より:

    今晩はTaga-chanさん。翁長です。
    お久しぶりです。私もポチっと押しておきました。

    日本は今、1番寒い時ですので、コロナ感染者は減らないと思います。チェンマイは感染者がほとんどいないので、再び規制が緩やかになっています。しかし、外出するときは、マスク使用が義務付けられています。

    今年は残念ながら、コロナ騒動の影響で花祭りは中止になりましたので、去年の花祭りをブログで紹介しています。

    ポンペイ遺跡もとても興味深い遺跡ですね!
    イタリアは旅行好きや歴史好きな人には、是非1度は行ってみたい所です!

    日本の寒さは今月いっぱい続きますので、風邪などひかないように気をつけてください。

    1. Taga-chan Taga-chan より:

      翁長さん、

      コメント有難うございました。そうだったんですか。残念でしたね。
      来年はコロナが終息して、花祭りが開催されるといいですね。

      本当に、機会があたっら行ってみてください。秋か春ごろが良いと思います。夏は暑くてたまりません。
      お互い、元気で頑張っていきましょう。

  2. Taga-chanさん、Canada Sante Lifeです。ブログに遊びに来てくれてありがとうございます!

    また、情報満載な魅力的な記事を書かれましたね。ポンペイ遺跡巡りでは歩きまくったようでそれほど見応えある歴史的観光スポットなんですね。バーチャルで想像するだけでなんだか息が上がりそうになりました(楽しかったです♪)。
    それと、ナポリ中央駅がとっても素敵!
    洞窟から長いエスカレーターで地上へ上がる絵がとても芸術的で気に入りました。観光スポットごとに押さえておきたい写真スポットがあるので、事前勉強は大事ですよね。
    かつてイタリア系企業で働いていたのでイタリアにはとても親しみを感じます。
    いつか再び訪れたいです♡
    Grazie!

    1. Taga-chan Taga-chan より:

      Canada Sante Life-さん、

      コメント有難うございました。
      そうですね、ゆっくりポンペイ遺跡を見てまわるなら2日は必要ですね。
      また、ポンペイだけが有名ですが、その周りに4つ遺跡がありますので、コロナが終息したら、
      下調べをして訪れてください。食べ歩きをしながらね。
      また、記事書きますので、覗いてみてください。

  3. みど婆 より:

    エディコランテさんのブログからたどり着きました。初めまして、イタリア大好き、ナポリ大好きな婆です。初めてナポリを訪れたのは8年くらい前??それ以来ナポリ大好きになりました。ローマも大好きですが、ナポリも大好きです。2回訪れましたが、また行けるような元の世界にもどったら必ず訪れるつもりです。私たちも地下鉄の駅構内のアートに感動しました。さすがですよね、やはりアートの底力があります。ポンペイの素晴らしさも思い出しました。ナポリもローマ同様にあまりに歴史が深くて、街のあちこちに歴史を垣間見ることができるからおもしろいかな?

    1. Taga-chan Taga-chan より:

      みど婆さん、

      始めまして。つたないブログにアクセスしてコメントも頂き有難うございました。
      コロナが終息してまた、ナポリに行ってローマ時代の遺跡を見ながら美味しい食事とワインを飲みに行けるといいですね。
      ナポリの記事はブログから前に書いた6つぐらいのブログを見ていただければと思います。次回は、来月になりますが、アマルフィー方面に向けての
      ブログになりますので、ぜひ、見てくださいね。宜しくお願いします。

  4. シロスキー より:

    いつも素晴らしい報告と写真有難うございます!

    地下鉄駅構内のデザインは流石イタリアですね。最近、日本も駅にはかなりデザイン性を重視してただ乗り降りするだけの施設になっていないのは、イタリアの影響かなと思います。JR西日本の大阪駅の天井もデザイン性を感じます。

    ナポリの報告には引入られました。こんな文化的な生活を紀元前にしていたとは驚きです。

    また、よろしくお願いいたします。

    1. Taga-chan Taga-chan より:

      シロスキーさん、

      返答遅れました。
      コメント有難うございました。
      そうなんですよ。各地下鉄の駅で、それぞれの個性があるみたいです。
      私も一部しか見ていませんが、日本とは違うものが感じられます。

      それにイタリアは紀元前から色んな意味で進んでいたようです。やはりローマ帝国の影響は大きいようですね。
      次回は、そのほかの地方やアマルフィー方面の記事を書きますのでまた来てください。
      宜しくお願いします。

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