成功のサイクルを回そう!SANOです。
今回は、儲からない副業について、パート2です。
私は、以前に楽器メーカーにいまして、
ギターリペア担当ではなかったのですが、
ある程度リペアもできます。
今回持ち込まれたのは、フェルナンデスのぞうさん(ZO-3)
アンプ内蔵で、このギターだけで音が出ます。
BBクイーンズが、踊るポンポコリンをうたっている時の、
ちびまる子ちゃんのあれです。
さて、どんな状態で持ち込まれたかというと・・・
こんな状態でした。
まず、オリジナルの黄色の上に、白色を塗っていますが
なんじゃこりゃ?というくらい雑な塗装で
白が はげてきてしまっています。
しかし、それだけではありません。
ピックアップ(弦の音を拾うマイク部分)が交換されています。
それも、SHADOWというメーカーの、EQがピックアップに
内蔵されている変態ピックアップです。
このピックアップ、eBayを見ると、なんと200USDで販売されていました。
しかし、悲しいかな、今回のギターでは、ピックアップの上にも
白い塗装がされていたようで、一見、それとはわかりません。
で、依頼は、色を黄色に戻すことと、ピックアップをもとに戻すことです。
とりハズしたピックアップは、生きていれば他のギターにつけます。
このピックアップのもともとのルックスはこんな感じ。
文字が書いてありますね。わかりますか?
修理の内容は、まず、白色をはがすことです。
しかし、削り取ったり、薬品で一気にはがすと、
下の黄色にダメージが出てしまいますので、
シンナーでふき取ります。結構地道に時間のかかる作業です。
その後、ピックアップをはずすのですが・・・
配線が独特なので、配線を元に戻せるように、
写真を撮りながら配線をはずしてゆきます。
その後、もとのピックアップ(購入してきましたよ)
を搭載します。
もちろん、秋葉原の千石電商さんで購入しました。
このギター、どこで手に入れたのか聞いてみましたが
ちょっとびっくりの現実がありました。
なんと、ハードオフで2000円で売っていたというのです!
私が発見したら買っていましたね。
まあ、私の作業費用で、一万円近くかかってしまいますが
それでもいい買い物なんじゃないですかね。
だってピックアップだけで200ドルですから。
でも、塗装はがしに時間がかかるのと、シンナー臭くなるので
窓を開けていないといけない、でも寒いので、
作業はゆっくりゆっくり、一ヶ月くらいかけて、ですね。
さて、もし要らない楽器があったら、価値の判別できない
ハードオフでは、安く買い取られてしまいます。
ちゃんと査定してもらえるところで買い取ってもらいましょう。
買い取りしている楽器店さん、イシバシ楽器などにお願いするか
↓↓こちらを使ってみてはいかがでしょう。
今回の“成功のサイクル”は、番外編。
ギター修理のおはなしでした。
成功のサイクルを回そう! SANOでした。
SANO
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アンプもシールドも内蔵って、ZO-3ってすごいギターですね。こういうのってリペアとかできなさそうですが、工夫次第でなんとでもなるということですか…。すごいです。
もちろん、外部アンプにも接続できます。海外では、ゾーさんでは通じないのでNomad ノマド です。
お邪魔します。
知人のDIGI-ZO HYPERが故障してるので自分で直せたらなぁと思いながら読ませていただきました。
それにしても塗装はがし、大変そうですね。
はがすというよりも、ふき取る感じです。
時間かかります。手が汚れますね 笑