今回のウィンブルドン大会男子テニスの部は
ジョコビッチが圧巻の４連覇という結果になりましたね。
対戦相手のキリオスには過去２度対戦して２度負けていたにも関わらず見事な勝利でした。
試合の前半はキリオスが得意のサーブで
ドンドン点を取っていってジョコビッチ劣勢だったのですが
試合が進むにつれて
ジョコビッチがジワジワと盛り返していきました。
最後の方になると
相手の攻撃に対してほとんど対応をしていたので
対戦相手のキリオスからすると
どこにどう打てばポイントが取れるんだという思いで
プレーしていたのではないのかなと考えてしまいます。
そんな世界のトップに立つ人たちの試合を見ていると
所々に「何で？」という動きやプレーがあります。
私もテニスをするのですが（趣味の範囲なので比べること自体お恥ずかしいのですが(^^;）
リプレイを見たり解説を聞いたりして
よく考えてみると「なるほど！」と思えるプレーがたくさんありました。
今度自分がテニスをするときに真似してみようと思うのですが
絶対に真似することが出来ないんです。
真似できない理由は
相手が打ったボールが自分のところにまで
飛んでくるのに１秒もないからです。
そのコンマ何秒の間に
リプレイを見たり解説を聞いたりして
よく考えてみると「なるほど！」と思う時間はないんです。
では何故彼らはそれが出来るのか？
答えは簡単ですよね？？
世界のトップの人たちは
何も考えずにそういうことをしているんです。
何も考えずというのは
適当にという意味ではなくて
何も考えずとも身体が反応するようになっているということです。
いわゆる無意識に身体が動いている訳ですね。
皆さんも実はそういった経験をたくさんしています。
例えば
小さい頃自転車に乗る練習をしたときのことを思い出してください。
後ろをお父さんやお母さんに持ってもらって
ハンドルをグラグラさせながら必死でバランスを取ろうとして
時にはコケて泣いてそれでも頑張って続けた結果乗れるようになりましたよね？
でも今はどうでしょうか？
当時のように必死にバランスを取ろうとして乗っていますか？
そんな人はいませんよね？
無意識に身体が反応をしてバランス良く走ることが出来ているはずです。
必死でコケないように意識をしてやっていたことが
今では無意識に出来るようになっている。
「無意識には、膨大なパワーがある」
「成功する鍵は、無意識を活用すること」
といったようなことを成功哲学、自己啓発の分野では必ず目にします。
また
意識と無意識の割合については、色んな考え方がありますが
全体の１％～１０％が意識で、無意識が９０％～９９％という考え方が多いです。
今は副業が人気で手軽に誰でも始めることが出来ますし
初心者でも初月から１０万円なんていう言葉もネット上で見かけることがあります。
そんなのは嘘です。
手軽に誰でも月１０万円稼ぐことなんて出来る訳がありません。
結果を出すにはそれなりの努力が必ず必要です。
その努力をするときに
その努力が意識をしないと出来ないのか？
それとも無意識に努力をすることが出来るのか？
という違いはかなり大きいと思います。
無意識の力を上手く利用したいなと少しでも思われた人は
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