先日開催された全仏オープン（男子テニス）は
ラファエル・ナダルが前人未到の１４回目の優勝を手にする結果となりましたね。
まさに「赤土の王者」と呼ばれるにふさわしい結果です。
これほどまでにクレーコートに強い選手は
おそらく今後もう出てこないのではないでしょうか。
そしてグランドスラム（全豪・全仏・ウィンブルドン・全米）の
優勝回数でも歴代最多の２２回となりました。
素晴らしいニュースばかりですが
じつはこの全仏オープンで
1つ悲しいニュースを目にすることがありました。
プレーに対する不満や怒りが爆発して
ラケットを投げたり地面に叩きつけたりしている姿は
プロの選手として問題なのではと以前からもよく言われていたのですが
今回はある女子選手がベンチに戻る際に投げたラケットが
ベンチではねて観客席にいる子どもの顔に当たるという
悲しい出来事が起こったんです。
大事には至らなかったのですが彼女には罰金などペナルティが科せられました。
私も趣味でテニスをしていますので
自分がミスショットをすると
やはりいい気分ではありません。
プロの選手は一球一球に生活が懸かっている訳ですから
そのストレスは尋常ではないものだと思います。
しかしそこでどれだけ気持ちを切り替えて次のプレーに臨むことが出来るか。
テニスがメンタルのスポーツだと言われている所以がここにあります。
どんなに強靭な体力、多彩な技術を持っていたとしても
気持ちを切り替えることが出来ない選手は
良いパフォーマンスを発揮することは出来ません。
それだけメンタルというものは人の行動に影響を与えるものなんですね。
気持ちを切り替える方法として有名で私もよくやっているのは
自分が最高のショットを打ったときの映像を頭の中で思い出すことです。
最高のショットを打った後に地面にラケットを叩きつけるなんてことは絶対にしません。
テンションが上がり過ぎて思わず笑顔になってしまうそんな気分です。
こういったように自分の中で気持ちが上向くような瞬間を
思い出せるようにしておくとかなり役立ちます。
どんなことでも始めた頃はまだやる気もあるのですが
続けていく中で絶対にやる気の停滞期がやってきます。
そこをどう乗り越えるかということが
努力を継続していく上でとても大切なポイントになってきます。
皆さんも自分の気持ちが上向くような方法を
いくつか用意しておくと良いですよ！！
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