妻の身支度の音で目が覚めるとそこはホテルの一室でした。
ここは福岡のホテル、二日酔いにも関わらず早朝の起床です。
せっかくの旅行なのでもう少しゆっくり寝たいと思うところですが
早く起きなければいけない理由が…。
それはこんかいの九州一周グルメ旅のメイン中のメインである
佐賀県の名物「呼子のイカ」です。
何故呼子のイカがメインになったかというと
妻から彼女の父親が昔から口癖のように
「死ぬまでに呼子のイカをもう一度食べたい」と言っているということを聞かされていたからです。
そんな事情もあり眠たい目をこすりながらホテルを出発。
天気は快晴、朝日が眩しいです。
不慣れなレンタカー、見知らぬ土地でしたが
朝が早いので道も比較的すいていて助かりました。
車は順調に目的地の呼子へと進んでいきます。
高速を降りて走っているとのどかな風景が広がっていました。
どこか昭和の匂いを感じさせる懐かしい風景でした。
かなり順調に進んできたので予定していた時間よりもかなり早く呼子に到着しました
イカを食べようと思っていたお店の開店時間まではまだ時間があったので
呼子の町を少し散策することに
散策と行っても朝が早いので朝市が行われている
細めの通りをブラブラとするだけなんですけどね。
その細めの通りですが朝から活気があってとても良かったです。
食べ歩きが出来るようなものが売っていたり
(イカシューマイを食べたのですがこれまた美味)
干物や佃煮、一般的なお土産屋さんで売っているような物など何でもある感じでしたね。
(ア〇ィダスをモチーフにしたイカデスのTシャツは可愛いですよ)
あとここで売っているイカ煎餅は本当に美味しいですよ。
イカの写真がプリントされた細長い袋に入っているんですけど
これだけビールに合うイカ煎餅を私は知りません。
メインのイカまでの時間潰しぐらいにしか思っていなかった散策で
素敵な出会いがたくさんありました。
呼子に行かれる方は是非こちらも楽しんで下さい。
さて予想外の収穫があった散策を終えていざ呼子のイカをだしてくれるお店に
お店に入るとお店の生簀には綺麗なイカがたくさん泳いでいました。
そんなイカたちを横目に二階へ上がり
呼子のイカが刺身で味わえる定食を注文
このお店の二階実は映画のロケでも使われた場所で
見ていて飽きません。窓からの景色もとても綺麗でした。
待ち時間もあっという間に呼子のイカがテーブルに運ばれてきました。
イカってこんなに透き通った綺麗な色をしているんですね。
人生で初めて知りました。
そしてイカってこんなにコリコリとした食感なんですね。
これまた人生で初めて知りました。
このイカを食べちゃうともう地元に帰ってイカが食べれないなと
思わされるほどの美味しさでした。
これなら妻の父親が死ぬまでにもう一度食べたいと言い続けるのも納得です。
呼子のイカを食べたことがない方たちに一言
「死ぬまでに一度は食べておいた方がいいですよ」