トーションとコウノトリ

前回はコルマールの街を散策して、お菓子を買いました。

 

クッキーを買ってお店を出ると、何ともきれいな音が聞こえてきました。

カラーン、

カララーン、

カーラーン

乾いた空気の中に柔らかい金属音が鳴り響きます。
石畳の街に微かにこだまして、街全体に音が染み込んでいきます。

その金属音は、街の大きな金造物から聞こえているようです。
音の鳴る方へ、音の鳴る方へ、かわいい街並みをほんの少し急ぎ足で進んでいきます。


たどり着いたその場所は、サンマルタン教会という教会でした。
日本でいうところのお寺とか神社みたいなものなんですよね?多分。

もうね、建造物がいちいちステキ。
石造りのせいもあるんだろうけど、
歴史の染み込んだ感というか、
時間が溶け込んでいった感というか、
今なのに、過去も感じれる気になります。

そして教会の近くにはお土産屋さんがたくさんありました。
店の軒先というより、店の前の道というか広場というか、
そんな所ま商品が並べられています。

コルマールの名産品はトーションみたいで、たくさん売られてました。
トーションは大きめのふきん。
記念にと、Colmarと何かの鳥が刺繍されたものを一枚購入。

この何かの鳥はコウノトリでした、
コウノトリもまた、コルマールでは有名なんだそうです。

後から知ったのですが、街の屋根の上なんかには、
コウノトリの巣があって、実際にコウノトリも見れるそうなんですが、
前情報も無く、なんとなくコルマールにきた僕ら夫婦は、
もちろんそんな情報も知りません。

ちなみに、もうひとつ、後から知ったのです情報!
このかわいい街並みのコルマールは、
スタジオジブリの「ハウルの動く城」の街のモデルになっているそうです。

そう言われてみれば、確かにそんな気がする!

行き当たりばったりの旅の弊害はこんなところにもあります。
でも、後になって知る「そうだったんだ!」っていうような事も、
それはそれで楽しいもんですね。
次行ったときは!って気になる。

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ドロスケ

ドロスケ

1981年生まれ。日本大学卒。 ちいさなビジネスやっています。 グラフィックデザインなんかもやっています。 たまにドローンとばしたり、 お酒飲みすぎて記憶とばしたりしてます。 人は1日に平均23秒しか笑っていないという話を聞いて、 「これはイカン!」と思い、 どうにか、25秒、30秒と平均値が伸びる方法はないかと模索中。
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トーションとコウノトリ」への2件のフィードバック

  1. tokkey_0524zet より:

    お洒落な教会ですね(^^)。

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