成功するために自分と話そう

相手との信頼関係を築き上げるときに、
ラポール という重要な言葉があります。

 

このラポールとは、
2人(例えば自分と話し相手)の間に「信頼関係」を築くことができた状態のことです。
例えば、コーチングの場面ではコーチとクライアントとの関係性を、
コンサルティングの場面ではコンサルタントとクライアントとの関係性を示します。

 

 

成功するためにこのラポールが必要になってくるのですが、
もちろん相手と信頼関係を簡単に築けるとしたら強いです。
ビジネス色々イージーモードになりそうな感じです。

でも、今回お話しするのはそういうことではありません。
「自分自身」との「ラポール」なんです。

 
自分と自分との間に信頼関係を築くというのに
何か違和感を感じる方もいると思います。

 

でもこの「自分と自分」の指す「自分」は、
2つとも違う「自分」なんです。
違うもの同士ならラポールを作れそうですよね。

この2つの「自分」は何なのか。
それは、
「今までの自分」と「成功を望む今の自分」です。

この2つの「自分」の間にラポールを作れるかが、
成功できるかどうかに強く関わってきます。

 

あなたがこれまで数十年生きてきて今の自分を作り出しました。
自分を変えていくというのは、なかなか大変なことです。

「今までの自分」に賛成してもらって成功を得るというのは、
結構難しいことなんです。

 
人は変化を嫌う生き物なので、
変化を排除する方に力が働いてしまいます。

 

だから「今までの自分」にも、
その変化がメリットでしかない事を分からせ、
変化を賛同してもらう必要があります。

変化を排除する力よりも、
変化によるメリットを欲する力が勝った場合に人は動き出します。
そしてメリットを欲する力が勝ち続けた場合に成功するまでの行動を取り続けます。

ではここで、成功とは何なのか?についてです。
具体的な目標があってそれを達成する事だと思います。
これも成功です。間違っていません。

でも、今回のケースで言うと、
2つの「自分」がWin-Winの関係になることだと思います。

そしてそうなるために、「自分とのラポール」が必要になってくるのです。

 

 

ラポールをするために有効なものがあります。
それはペーシングです。
ペーシングのそもそもの意味は、相手とペースを合わせること。

「成功を望む今の自分」が「今までの自分」をペーシングするところから始まります。

「今までの自分」が気を許した頃に、リーディングをして成長していきます。
リーディングとは誘導のことです。
リードしてあげるという意味ですね。

自分で自分をリードしてあげるイメージです。
そしたら、2つの「自分」が手を組んで成功に向かっていく感じです。

 

その次に必要なものが、
キャリブレーション力です。
これは観察力の事ですね。

自分とラポールをするために、
自分の中で、脳内対話、内部対話を観察していきましょう。

「成功を望む今の自分」が成功に関する発言をしたら、
「今までの自分」は何と答えるのか。

これを繰り返すと、脳内対話の傾向が掴めます。
傾向がわかるとペーシングするためのヒントとなります。

ペーシンングするとラポールの状態を作りすくなります。
そしてラポールの状態になれば、リーディングして変化をもたらします。

 

 
まとめると、
成功するには、ラポールが必要。
そのためには、キャリブレーションをして、
ペーシングをする。
ラポールができたらリーディングをする。
これで成功です。

まずは、キャリブレーションから初めてみましょう

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ドロスケ

ドロスケ

1981年生まれ。日本大学卒。 ちいさなビジネスやっています。 グラフィックデザインなんかもやっています。 たまにドローンとばしたり、 お酒飲みすぎて記憶とばしたりしてます。 人は1日に平均23秒しか笑っていないという話を聞いて、 「これはイカン!」と思い、 どうにか、25秒、30秒と平均値が伸びる方法はないかと模索中。
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