八月の終わり、標高1000mの白鷹山に登りました。

理由は、タキタロウ伝説の大鳥池で
一泊二日の釣りをする上で、体力の強化のため。

元々は7月6-7日に釣行を予定していたのですが、
さすがに雨男の本領発揮(笑)、
前日からの大雨であえなく断念。

自然相手のことなので何よりも謙虚さが大切…という事で、
管理釣り場でキャスティングの練習と、
おろし立てのフライロッドの調子を確かめに。

で、今回再度挑戦する運びとなりましたが、
そもそもまだ準備不足であることを痛感していました。

準備不足なのは２つ。
一つ目はせっかく新調したフライロッド、安物を調達したので、
ロッドに粘りがなく飛距離を出せないので、
やはり今まで使っていた仕舞寸法の長いロッドを
持参するしかないという結論になった事。（長いロッドを持っての登山は多少危険が伴う）

もう一つは体力。
片道3時間の山道を10キロ以上のリュックを背負って
登り切るだけの体力がないという事がわかったこと。
特に膝に持病を抱えているのと、
股関節にも違和感があるため、
事前に山に登って多少なりとも
訓練しておく必要があると思わされました。

そこで、標高1000mという手ごろな山での
予行演習をする様になったのが、
今回の白鷹山登山の目的でした。

当日は、知人の登山家のH氏と一緒に登る事に。
このH氏が大鳥池釣行時の同伴者でもある。

笑えない話ですが、僕は天性の方向音痴。
一人で山に登って、方向がわからなくなったら、
捜索願いを出さないといけなくなってしまうので…
登山経験者のH氏はとてもありがたい存在。

朝、6時にH氏宅へ到着し、H氏の車に乗っていざ白鷹山へ。

だがしかし…さすが雨男ではある…
登山を始めようとしたら、とたんに雨が降り出した。
幸い、時雨の様な雨なので、蒸し暑い8月にはかえって好都合。
H氏はやはり登山慣れしており、
僕の訓練のため？と、わりとスピードを出して山を登っていく。
こっちは「はあはあ」言いながらも男のメンツで遅れまいと必死で追いかける。
登山口からざっと1時間半、二人で黙々と歩いて行き、白鷹山のを頂上へ登頂。

その間、ずっと時雨が降り続き、汗はかくものの、
わりと涼しい登りとなった。
山頂では三角点で証拠写真を撮り、
上杉鷹山公の「伝国の辞」の記念碑やお寺の前で記念撮影。
そこ頃になるとかなり雨あしが強くなり、山小屋で小休憩。

雨も小降りになったため
白鷹山からさらに電波塔のある白鷹山無線中継所まで足を延ばす。
そのうち雨も上がって青空が鉛色の雲の間から顔を出してきた。
電波塔までの道々は、シダがうっそうと茂っている。
「こりゃあ、春ならワラビ取り放題だね…」など話し合いながら、電波塔に到着。

そこ場所はパラグライダーの離陸場所にもなっているので、
山の斜面がスキーのゲレンデの様に広くふもとに向かっている。
実に眺めが良い。晴れていたらどんなに美しい景色を見ることが出来た事か！
そこでも記念撮影し、持参したカップラーメンを二人で啜る…贅沢な時間。

汗も引いた所で、下山に1時間半ぐらい。
帰路、予想していた膝の痛みが若干始まり、股関節もぎこちない感じ。

大鳥池にいく時はもっとハードな装備と時間を要するので、
あらかじめ予行演習をしておいて良かったと思う。

登山口に差し掛かったところで再び雨に見舞われ、
危うくびしょぬれになる所、タッチの差で車に乗り込んで、
白鷹山トレッキング終了。

登山の楽しさが少しわかるようになってきた。

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Toshiya　Oki

五十肩に苦しむ50代のオヤジです。趣味は海や川での釣りで、頭の中の大半は魚で埋め尽くされてます。イメージとしては、釣りバカ日誌の〝浜ちゃん〟をもう少しスリムにした感じ。とは言っても下手の横好き的なレベルなので、うんちく系の話は得意ではありません。 現在、少し心理学を勉強しているので、ブログには心の栄養になる様な内容を綴っていきたいと思っています。人間関係では人並みに悩んできた方だと思いますので、若い人たちがこれからぶつかる悩みや、心の中に残っているシコリみたいなものを解きほぐす役に立てたらいいかと思います。 プラス一緒にネット収入をどうやって獲得していくかを皆さんと一緒に考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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